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自然と時間には逆らえません

 タイトルの通りだ。
 今日、関東で震度5。心配である。
 私は凄く離れた所に住んでいるので先ほどまで知らなかった。

 自然に起こる現象、自然界で起こる現象。
 時間とともに起こる変化。
 地球の営みとして起こる事柄。
 全てどうしようもないのである。

 そういった事柄を何とかしようと思うのは人の傲慢さと優れた生き物であるという勘違いした傲りなのである。
 人間はちっとも優れていない。文明が進むほど生物としてはどんどん劣ってゆく。生物としてどんどん劣ってゆく反面生物の営みを忌み嫌うようになる。

 虫がいやだ。
 その辺に糞をする犬猫がいやだ。
 カラスやスズメに困る。
 畑を荒らす鹿、イノシシ。

 誰にでも何か心当たりの一つぐらいある。人がそれらの生き物に劣っているからに他ならない。

 誰かが作った殺虫剤や器具を。
 誰かが作った火箸で糞を。
 誰かが作った鳥よけやかかしを設置し。
 誰かが作った害獣防止の電気フェンスを。

 誰かの手を借りなければ一人では戦えないのである。
 僕らが裸で一人自然界に投げ出されたらたくましく生きていけるのだろうか。
 僕らは既に負けている。

 もっと自然、地球を畏怖し、敬愛していけないものだろうか。
 そのような意味で正しい社会はできていない。

 数年前、川へ釣りに出かけた。
 釣りをしていると、道路や河川関係の行政に携わる人がその周辺を視察に来た。何を見にきたのか聞き耳を立てていると、「あそこのカーブのあたりで流れがよどんで向こう岸の土が少しづつ浸食していき、いつかはあそこの壁が崩れるかと…」「じゃああそこからこういう感じで…ふんふん」等とやりとりしていた。

 太古から川は大地を浸食してきた。なぜそれに逆らわなければならないのだろう。

 僕らは未来にきちんとした物を残せるのか。